本館へ移動です。
なんというか建物そのものがそこそこ古いので
中も期待はしてなかったんですが
なんだか予想以上にキレイで明るかったです。
曜日・時間指定無料ガイドツァーもあります。
もちろん日本語も。
これも時間が合えばちゃんと聞いてみたいなあ。
すごく広くはないのですが、大きく4つのゾーンに分かれています。
古代、石器時代、植民地時代、現代。(多分)
よくまとめられていてわかりやすい展示でした。
で、まず古代というか土地の成り立ち的な。
大昔は陸続き。
他にも地層とか、お墓とか(お骨つき)、森の紹介とか、こちらの展示はそんな感じ。
お次、石器とか文化とかが発展してきたぞな時代。
いきなりバリっぽい扉がお出迎え。
なんかマレーシアというよりインドネシアっぽい。。。
玉座。
多分錫の・・・トカゲ? かな。
ニョニャの陶器。
褪せているのか、逆に淡くなったパステルカラーがきれい。
日本大陸と陸続きな時代。。。?
え、これいつの地図。
で、お次の展示、植民地時代。
ポルトガル→マレーシアルート。
個人的に、のっけからちょっとブルー入るも。
沿岸大砲ぶっぱなすの図。
黒船来たあの頃を思い出しますね。
(いやさすがに生まれてない)
要塞作る、守る、負ける、植民地になる、他の国とりにくる、戦う、守る。
なんかしばらくずっとそんなん。。。
マルタの海事博物館でも思ったけど、海洋技術の進歩ってこーゆー事の為なのかってか、貿易でもなんでも、違いを認めるも認めないも、人間同士って争うようにできてるんですかねっていうか、いいとか悪いとかじゃなくてー。。。
日本もひとんちの事言えませんけど。
けっかろん。。。
で、次が現代編展示。
マレーシア近代の幕開け的な。
被り物ってかのっけものってか。
右から2つめ、ちょっと困っている大村崑ではない。
マレーシアンコミユニティの数々。
多民族国家すごい、うまくやれるねえって思ってたけど、
これはこれでやっぱり色々あるらしい。。。
動画サイトでチラ見したドキュメントでは、インド系、中国系の人が
マレー系は優遇されてるから働かないとか、愚痴ってたけど
実際どうかは知らんけど、そういう人の支えなしに今のマレーシアがない事も事実。
日本も一緒だけど。
てかにほんー。。。
自給自足できないのは食料だけじゃなかったっていう。。。
展示の最後は各地の民族衣装と、お祭りの紹介がありました。
ともあれみんなで仲良くやっていこうねって感じなんだと思う。
毎度考えさせられ、毎度ちょっとだけブルー入り、
ちゃんと知りたいってその時は思うんだけど
家着いたら忘れるって毎度のパターン。(ダメでしょ)
マレーシアはやっぱり、一括りにできない多様性の国だなと感じました。