テリマカシ。

マレーシアの思い出。

【手続き色々】海外居住の気になる年金【EPF】

日本企業の駐在さんとかならそのまま日本の会社の社会保険があるのですが

現地採用組にはそんなんないでございます。

 

もちろん日本に住民票置いといて税金保険年金全部払うっていうのもできるけど

そんな金銭的余裕はどこにもないのでさっくり抜いてきちゃったよ。

という事で、健康保険も年金もナッシング。

 

幸い健康保険は会社についてるので、軽いケガとか病気なら病院は安くかかれるけど、

年金、というかその分の貯金。。。

できる時にしようって思ってるとやっぱりできないもんなんですよね。。。

  

実はマレーシアにも年金システムがあります。ちなみにマレーシア国籍でお勤めの人は強制加入だそうな。

 

毎月決まった額がお給料から天引きされるのだけど、ローカルの方々は更に会社がいくらかを負担して積み立ててくれます。

これが確か結構大きい。自分関係ないからいくらとか忘れたけど。。。

 

そして積み立ての利率、昨年実績8.65%。

単利とか複利とか難しい事はわかんないけど、単純に銀行の定期預金とかよりいい感じです。

 

本題ここから。これ実は外国人労働者も加入できるのだそうな。

 

当然基本は年金なのでお金が戻ってくるのはリタイアした時なのですが、

外国人だもの、リタイア=帰国な訳です。

退職してマレーシア離れる時に解約できるんですね。

 

ネットと周囲から情報を集めてみた所、どうやらさほど手続きは難しくない様子。 

肝心の積立金も結構早くちゃんと戻ってくる。。。(らしい)

 

よし、加入してみようー。

 


 

1. 加入用紙入手


ネットからでもダウンロードできるのですが、どれが正しい物なのかよくわからない。。。

直接事務所に行ってきました。

 

これも税務署と一緒でお近くのオフィスでOK。

Google Mapで「EPF」とかで検索すると普通にいっぱい出てきます。

自分が行ったのはPetalling Jaya office。 goo.gl

 

 2.必要事項記入


名前とか、パスポートナンバーとか、会社の名前とか住所とか。。。

一通り記入したら会社の担当さんのサインもらって(これに時間がかかった。。。)コンプリート。

 

ちなみにローカルさんだと積み立ての何割かを会社が負担してくれるのは既出ですが、

じゃあ外国人はいくらって実は会社によりけりだそう。

最低月5RMを負担する事は規則で決められているらしいけど。じゃあうちの会社はって

 

「5RM出すねー」ってやっぱりかい。

もらえないよりはいいもんね。。。ありがと。。。

 

 3.用紙提出


サインもらった用紙を持ってもう一度KWSPのオフィスへ。

入ろうとするも警備員さんに止められる。

 

えっ、営業してないって、ええ、どういう意味?

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あわわ燃えちゃってる。。。

ビルの左側が一面黒くなってるのがおわかりいただけますでしょうか。。。

 

6階から火が出て火災。いやTwitterでニュース見たのは見たけど、まさかの営業停止。

急遽別オフィスへ移動。

  

マスジッドジャメの駅から徒歩5分city center内のKWSPオフィスへ。

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Kumpulan Wang Simpanan Pekerja

 

ついたら番号札もらって待つ事30分。

用紙と、パスポートのコピーを受付に提出。

登録そのものは15分ほどで終了です。

 

手続完了ー。

(この後もしかしたらもう1回会社になんか持ってったかも。。。)←記憶あやしい

 

で次月会社の給料明細確認。

 

おお、引かれとる!

 

そしてその額がKWSPに。。。

 

おお、入っとる!

  

しかしこれ、日本の感覚で個人年金は所得控除対象だと思ってたのですが、

今よくよく給与明細見てたら、所得税もEPF分も同じ項目から差し引かれているような。。。

 

という事は所得税の計算はEPF差し引く前でされてるって事で

イコール控除対象じゃないって事かもしんない。。。

 

。。。。。

 

 

いいの。やってみたかったの。

 


 

後日去年の確定申告を済ませた先輩より

「税金安くなってたー♪」との嬉しいお知らせが。

やっぱり控除対象ではあるようです。ホッ。

 

但し先輩の目下の懸念は

 

「これでちゃんと(積み立てた分)戻ってくればいいんだけどね!」

 

。。。戻ってこなかったら税金で喜んでる場合じゃないよ先輩!!

私はマレーシアを信じるよ!!