元々チャイナタウンの東側のこの辺りは、ゲストハウスやマレーシアン古民家改装バー他、隠れ家的カフェの多いエリアなのですが、
MRTの駅が開通してからはコロナに少し足止めをくらうも、更にニューコンセプトな諸々が増えつつあるような気がします。
そんな中。元祖という訳でもないのでしょうが、長らく「チャイナタウンのカフェと言えば」を牽引してきたと思われまするこちらのお店へ、ようやく足を運ぶ事ができた日の備忘。
西部劇のような扉を押して入店。
薄暗い店内には古い写真や家具、小物がいっぱいです。
BGMも古い中国語の歌謡曲で、雰囲気ばっちり。
イマドキおしゃれとか狙いすぎてない感じがここちよいです。
オブジェかと思ってた冷蔵庫はまさかの現役。
少し遅めのランチタイムにはナシレマwithチキンレンダンをオーダー。
ローカルのママックでいただくナシレマのお米はもっとパラッパラな感じが多いのですが、こちらは比較的ふんわりしっとりと上品でした。
バタフライピーのブルーもかわいいです。
ナシレマってほんと食感が面白い。
ぱりぱりおせんべいと、ナッツの香ばしさとイカンビリスのサクサク。
ちまきになっちゃってるのだと辛さの調節はちょっと難しいですが、
お皿なら自由自在!
↓ 辛すぎたちまきの想い出 ↓
トラディショナルマラカコーヒーはポットでたっぷり。
おなじみのカップ&ソーサーの花柄が「オールドマレーシア」な雰囲気だとすると、
後ろのポットの鮮やかな感じは、もう少し身近に「懐かしい」気持ちにさせてくれるような気がする。。。
というのも昭和の電化製品ってポットや炊飯器にこういうプリント入ってたよなあって。。。
左下の炊飯器に注目。
黒々つやつやのコーヒー。
軽く3杯はとれそうなので、お友達とシェアするのもおススメ。
お砂糖とミルクは別なので好みで調整できるのが嬉しい。
一歩間違ったら焦げ臭いとも表現できそうな香ばしさこそ、マレーシアのコーヒーの真骨頂だと思いますです。
店員さんのお仕事ぶりも丁寧で好感度高し、さすが先駆けの安定感。
想像以上に素敵なお店でした。